※この記事は以前のブログと同じ内容のものに加筆・修正をしたものです。
どもです。今日はまたオススメの本の記事です。今回お勧めするのはこの本!
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
KADOKAWA/中経出版 (2015-07-31)
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反応しない。そう、反応しないのです。
実はブッダは「超クール」?
はい、僕は一昨日この本を買って読んだのですが、とても心が軽くなりました。ここ最近の僕は考えたってどうしようもない事ばかり考えては落ち込んでいました。そして自分を責める。また落ち込む。考え込む。ドつぼにはまってこの繰り返し。だから身体もキツくなる。
ここから立ち直る方法も、今すべき事も、頭では分かっているのだけれど気持ちがついていかないような状態でした。こういうことは皆さんにもあることだと思います。え、僕だけじゃないよな?ですので、是非多くの方に読んでいただきたく思います。今はすっかりもやもやした悩みが消えて、くよくよしていたのが嘘のようです。またいつものように元気です!
この本では実践的な仏教について書いてあります。著者の草薙龍瞬さんは実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている方だそうで、まさに実生活に役立つ合理的な考え方が紹介された本となっています。どのように気持ちをリセットし、いかにして悩みを解決するかについて、とても分かりやすい文章で書いてあります。
線を引いた箇所を少しだけご紹介
・落ち込まない。凹まない。自分を責めない。振り返らない。悲観しない。それより、今を見すえて、正しく理解して、“ここから出来ること”に専念するのです。
・本当は、今この瞬間に、何の判断も必要ないのです。ただ「やってみる」だけ。そうやって「体験を積む」だけでよいのです。
・人間はつい、成果を上げている他人に目を付けて、彼らと同じ方法で、同じ成果を上げようと期待、妄想してしまいます。しかし本当は、目を閉じて、自分の内側から「独自の成果を上げる方法」を工夫していくべきです。振り回されない、ということです。
・この世界にあふれる、どのような記号も、価値観も、思想も、宗教も、みな人間の心が作り出したもの。でも、自分自身の心とは違うもの。
まだまだ沢山あるのですがこのくらいで。
「感覚」に意識を向ける
すべてを書く訳にはいきませんが、僕が一番目から鱗だったのは「感覚の方に意識を集中させる」ことで悩みや妄想から抜けやすくなる、ということ。悩みはいつも「心の内側」に生じるので、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けるのが悩みを抜けるベストな方法なのだそうです。一歩、一歩、肉体がキャッチする「感覚」に意識を向けながら外を歩く、僕も実際にやってみました。着ている服と肌が触れている感覚、呼吸して膨らむ胸の動き、靴の中の足、肌に触れる空気、目に映る物。こうした物に意識を向けるのです。
そして今している動作にラベリングする事。こうする事で内側よりも外側を意識できるそうです。例えば今僕はWordでブログの原稿を書いていますが、「今僕はパソコンで文章を打っている」という風に意識をするのです。
「僕は今植物のお世話をしている」と感覚を意識しながら多肉植物のお世話。合宿中は後輩にお世話になっておりましたオウレイちゃん。伸びすぎたので切りました。僕は今多肉植物をカットしている。やってみると確かに感覚が外に向き、もやもやに惑わされなくなります。
心が軽くなって、今すべき事に集中できる。とても理想的な事ではないですか。そして今僕はまさにその理想的な状態にあります。素晴らしい。僕にとってはまさに「さとりのしょ」です。最近またスマホでドラクエしてます。僕は今ドラクエをしている。
ドラクエ5の名シーンですね。泣けます。
ついでにもひとつお気に入り
さとりのしょと言えば、僕のお気に入りの曲もさとりのしょです。
メロディも、優しい歌詞もイイ。Peeping Lifeのエンディングの曲です。
ならさとりのしょを
手にとってゆくんだ ぼくはやがて
土になってゆくのさ 何も見えない
でも生きてくんだ
だれかのためにと いいつづけて
呆れられながら行く
待っててね
凄く好き。是非聴いてみて下さい。Peeping LifeのTVシリーズ開始に伴って新約さとりのしょも配信リリースされてます。Peeping Life、おもしろいよね。僕は今さとりのしょを聴いている。
「正しい理解」をする1年に
脱線しまくってしまいましたが、僕にとっては本当に良い本でした(この本的には良い悪いを決めるのは良くないらしいですが)。
「正しい理解」とは徹底したクリアな心で、自分を、相手を、世界を、理解すること。これが出来るようになる事を2016年の目標としたいと思います。僕は今新年の目標を決めている。とにかく本当にオススメの本です。もやもやしている方は是非ご一読を。