僕の中の矛盾の話。

僕の中の矛盾の話。

どもです。この土日は東京レインボープライドが行われ、明日はいよいよレインボーパレードですね。多くのセクシャルマイノリティがイベントを楽しんでくれることを願います。

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性同一性障害の伝え方

僕は自分で性同一性障害であることを公表していますが、「あ、性同一性障害の永崎さんか」ととらえられるのはめちゃくちゃ嫌です。「障害」だからということではありません。だって「トランスジェンダーの永崎さんね」と思われるのも嫌だからです。

これが例えば「大学生の永崎さんね」とか「青年海外協力隊候補生の永崎さんか」ならいいのです。全然不快じゃない。それに、「永崎さんって実はトランスジェンダーなんだってさ」なら全然嫌じゃない。何なんでしょうこの気持ち。

僕はかつての自分みたいな嫌な思いをする人が減って、現状を楽しめる人が増えてほしいと思っています。このブログにも「性同一性障害」「FTM 人に言えていない」「FTM やるべきこと」「性同一性障害 普通に生きたい」というワードでやってくる人が増えています。これこそまさに僕がやりたいことに繋がっていて、僕は「普通の人」として普通の人と同じように生きたFTMのロールモデルになりたいと思っているのです。

ココがとても矛盾していて、僕は性同一性障害を前面に出さずに普通に生きたFTMのロールモデルになりたい。その一方で、僕が性同一性障害であることをアピールしなければ当事者に僕の存在を知ってもらうことができないのです。

うーーーーーん、どうしたもんじゃろのう…。あ、最近とと姉ちゃんにはまってるんです。川栄ちゃんが演技うまいのよ。

仲良くなった後に伝えるのが一番いい

カミングアウトって難しいな、と未だに思います。未だに「あ、これ今言うタイミングじゃなかったな」とか「うわ、言わなきゃよかった」と思うこともあります。大抵「ま、言っちゃったしいっか」となるんですけどね。

仲良くなった後に伝えるのが本当は一番いいんです。でも、僕が見ず知らずの当事者に「こういう生き方もあるよ」と伝えるためには僕は自分のセクシャリティを前面に出していかないといけない。

人は何かの犠牲なしに何も得ることができない

ハガレンでもそう言っていますし、僕はその辺と生活を切り売りしていくしかないのかなぁーと。僕はLGBT業界(?)の中で地位があるわけでも発言力があるわけでもないです。そこで発言力を持っちゃいけないと思っています(そもそも持てっこないのですが。笑)。

もっと違う分野で力をつけて「この人実はトランスジェンダーなんだよ」って明かし方をするのがベストなんですよ。でも、僕はそれまで待てなかった。時期尚早だったのかなぁ。でも若いから伝えられることもあるしなぁ。

…という、今更考えたってどうしようもないことを考えながら生活してます。目の前にあることをコツコツ進めるしかないんですけれどね。