農業なんて、博打だ。―心震わす美しい野菜ができるまで

どもです。ボラバイト生活も残すところ5日となりました。だんだんと仲良くなってきたところなのにもうお別れかーと考えながらにんにくを引っこ抜きまくりました。

野菜の写真を撮りながら感じていること

ここに来て野菜を今までよりまじまじと見つめるようになって思ったこと、それは野菜が美しいということです。野菜ならぬ野彩。そして当たり前だけどひとつひとつ違う表情を持っているのも見ていて楽しいのです。スーパーに並んでいる野菜たちはある程度の規格のものだからどれも似たり寄ったりに見えるけど、ここで見る野菜はもっと個性的です。

と、僕の拙い言葉でお伝えするよりは是非野菜たちを見ていただきたい!ということで写真をどうぞ。

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そして野菜の花もまたきれいなんですよね。

IMGP7970ズッキーニの花

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IMGP7983おくらの花

あと、いただいた野菜を社宅でハリネズミ消しゴムと一緒に撮るのにはまりました。

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被写体の野菜たちが素晴らしいので僕の写真の腕が上がったという錯覚に陥りそうになります。

農業ってそんな簡単にできるもんじゃないよ

昨日昼ご飯を食べている時に社長さんと話していて印象的だった言葉があります。

「よくテレビドラマなんかでさ、もう都会でどうしようもなくなって『田舎に帰って農業でもやるか』なんて言うのあるけどさ、実際そんな簡単にできるもんじゃないよ。農業で悠々自適なんてよっぽど人間力がある人じゃなきゃそうはいかないよさ。」

本当に仰る通りだなぁと。僕がかかわったのは農業のほんのほんの一部でしかありません。氷山の一角の一角くらい。僕らが普段スーパーで手に取る野菜たちはたくさんの人の労働の集大成です。土を肥やし、種を蒔き、草を抜いて、他にもたくさんの手入れをして…。雨の日も風の日も。そうやって僕の心を震わせる美しい野菜たちが実り、また時間と手間をかけて収穫する。いや、時には実らないことだって、お金にならないことだってある。

農業なんて、博打だ。

実家が農家である父はよくそう言います。天候に左右される、野菜の価格に左右される。安定なんて程遠いなと思います。でも絶対になくなってはいけない仕事ですよね。そんな博打のような世界に弟は飛び込もうとしているんだなぁと、ほんの少しだけ身を持って実感したように思います。先週から弟も長野で住み込みで働いていますが、彼は何を感じているのでしょうね。

残すところあと5日。仕事に出るのは4日。多くのことを吸収して帰りたいと思います。

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