どもです。気がつけば3月も終わろうとしています。そしてタイに来てから2か月半以上が経ちました。今日の記事は愚痴です。本当に本当にただの愚痴だししかも仕事に関係ない話です。
過ぎ行く日々に
思えば去年の今頃、参加するはずの平成28年度1次隊派遣前訓練に参加できず、それが分かる前に仕事も辞めて実家に戻っていてどうしたもんかと考えていました。
ここ1年ちょいの間でテレビにちょろっと出たり、日雇いのシゴトをしたり、住み込み農業バイトに調理補助バイト、誘導員バイトをしたり、新聞に載ったり、二本松での訓練があったりしたわけですが、何の予想もできていなかったようなことばっかりです。
ほんの1年前ですら予想もしていなかったタイに来ても、やっぱり僕は自分の性別に振り回されていて時々誰とも話したくないくらい落ち込んだりするわけですが、それでもこの国での「それなりの」振る舞い方に慣れてきました。
ぜいたくな悩みです。きっと。生きるか死ぬかとかじゃない。
正しいか、どうか
特にタイに来てから僕がJICAに対してカミングアウトしたことは大きな間違いだったんじゃないかと何度も何度も思いました。あらゆる他者への憤りは強い力を保ったまま、その矛先を他でもない自分に変えてえぐり返すような刺さり方をしました。
かなり良さげな言い方をすると先駆者になりますが、不遜ともとられるカミングアウトを誰より先にした以上、背負わないといけないものがあることを僕は随分軽く見ていたように思います。そして、それは自分だけのことでは済まない大変浅はかな行為だったようにも思えます。覚悟をしていたつもりですが、考えは足りなかったのかもしれない。人の気持ちを考えていなかったのかもしれない。
それでも最近もたまに、協力隊OB・OGの方や現役の隊員の方のセクシャルマイノリティの方にご連絡を頂くと、少しだけ救われます。
人は変わりたいと心の底から願った時に変わることができると思います。僕はそうでした。逆に言えば、心の底から願っていなければそう簡単に変われない。
そして漫画や小説のようにある日突然強くなったりもしません。あくまで明日につながる今日の積み重ねの上に変わった自分がいる、かもしれないだけです。僕は僕が願っていたほどまだ、強くなっていないようです。頭じゃ分かっているんだがなぁ。
何があっていて、何が間違っていたかなんてわからないし、そもそも正解もない。それはわかっているけれど、やっちまったことに報いるだけのことができているのかなってのと、自分の問題に向き合っているようで向き合っていないことに急き立てられるような気持ちになることが最近あるなぁという話なんですね。
まとめ
何かってまぁ、最近また僕がカミングアウトしてよかったんかなぁぁぁっていういまさら言ったってどうにもならんことをぐちぐち悩んでるというだけの話です。笑
まぁいつか落ち着く日が来るでしょう。おわり!