どもです。結核テストを受けてから更に1ヶ月が経過し、チェンライにやってきてから2か月が経ちました。
パワポのデザインを頼まれた
結核テスト後すぐに頼まれたのは、カウンターパート(CP)が日本で行われる学会で発表するための資料作りでした。来て一週間くらいの時に僕ができそうなことややりたいことについて発表してみたのですが、その時に内容よりむしろパワポがきれいだ!ってことが評価されていたようで。嬉しいような悲しいような、ちょっと複雑です。笑
二本松訓練所の自主講座でデザインの講座があったのですが、その時に話があった「余白」とか「統一感」といったものを思い返して作ってみたんですね。結局パワポはそれなりに好評だったようで、日本から帰国したCPにはとても感謝されました。紀子様も学会にいらっしゃっていて、なんとCPは紀子様と握手をし温かい励ましをもらったとのことでした。いや、あなたの発表が良かったからだよ!と思いましたが、CPが喜んでくれたのが僕もとても嬉しかったです。
月一の患者訪問と配布薬準備
女性ボランティアグループとの結核患者訪問と配布薬準備は今月も先月同様ありました。
僕は患者訪問で写真を撮りたい!と思い張り切ってカメラを持って行ったのですが、牛乳を入れていたボトルのふたがカバンの中で開いてしまい、カバンの中は大洪水。
カメラも携帯も壊れてしまったのでした...。
携帯は格安スマホ的なものを購入。2500バーツです。LINEと電話にしか使っていません。
カメラは前と同じようにミラーレス一眼か一眼が欲しかったのですが、贅沢言ってられないのでコンデジにしました。でも僕はすぐなんかかんかこぼすので、学習して防水コンデジにしました。6990バーツ。その日Amazonで見た時は同じものを日本で買うよりも少しだけ安かったです。
PENTAXの一眼欲しかったなぁ。でもソンクラーンも来るので防水機能を優先させましょう。ここで一気に貧乏になりました。しゅん。
順天堂大学の学生さんがNGO訪問に来た
3月25日~28日には順天堂大学熱帯医学研究会の皆さんが海外研修の一環でチェンライに来てくれました。土曜日には夕食、日曜日には観光にも一緒に行きました。
この観光が、うちの事務所の人は車と行先は手配してくれていたのですが、こちら側からの引率者は僕だけ。英語が通じない運転手さんとなんとか会話をして無事に一日観光は終了しましたが、誰もいないと分かったときには本当にビビりました。だって僕観光地のことよく知らんし!タイ語もそんなできんし!でもいい経験になりました。人生初の学生引率がタイとはね!
そして月曜日には財団の慈善活動について学生の皆さん向けてプレゼン。熱心に耳を傾けていただきました。
とても気さくで感じのいいみなさんだったので、すぐに仲良くなれました。月曜も夕飯をご一緒させてもらって、いろんな話をして盛り上がりました。楽しかったなぁ。
チャリティフリーマーケット
学生さんが来た次の次の日には女性ボランティアグループのメンバーと慈善活動の資金を集めるためのフリーマーケットがありました。直前に知らされましたが。
とりあえず「3着で50バーツでーす!」とタイ語で言い続ける簡単なお仕事です。同じことしか言わないのでだんだん周りをまねて発音が良くなるのですが、発音が良くなるにつれてタイ語で話しかけられるのでひやひやでした。
売り上げがすべて結核患者の支援に使われると知って、商品を買わなくても寄付だけしていく人も何人かいました。タイの寄付文化を感じました。
月、水は慈善活動のオブザーブへ
そして今はクリニックに観察に行っています。月曜日と水曜日にCenter for Sharing(タイ語ではศูนย์ปันน้ำใจ Soon Pan Namjai)という慈善活動(結核薬の配布や交通費の支給)を行っているので、その活動をオブザーブしています。
患者さんがいない時はこういう質問事項を読んでるけどぶっちゃけ全くわからんのです。
そして当面の目標がこの時に行う貧困スクリーニングの改善と、業務マニュアルの作成。
え、僕にそんなことできんの?
思っていたよりも早い段階で難しそうな仕事がやってきました。同期隊員とも話していましたが、当面は「客寄せパンダ」としてできることをやったり(タイ語が話せて書けるパンダは人気なのです)、生活に慣れるための人間関係の形成をしたりしていけばそれでいいと思っていました。そうは問屋が卸さなかった。
とりあえず17日にJさんがまたチェンライに来るときに会ってフォローアップをしてくれることになりました。事務所は休日ですが出勤です。丸一日じゃないしいいや。
来週は木曜日からソンクラーン休暇!僕も同期隊員に誘われてチェンマイに遊びに行くことになりました。水鉄砲買わないとね。
僕にとってはなかなかの大仕事が目の前に現れて不安がないと言えばウソになりますが、できることからやっていこうと思います。おわり。