どもです。チェンライにやってきて2か月。こちらの方言もいくつか教えてもらいました。ということで、僕が教えてもらって実際に使ってみてウケた北部方言をまとめたいと思います。今回は誰でもすぐに使える初級編です。
愛されたいなら方言を!
チェンライ人たちは拙いタイ語を操る僕にやたらと北部方言を教え込もうとしてきます。確かに日本語も、見た目がどう見ても西洋人なのに関西弁、なんかだと面白いですよね。卓球の福原愛選手も中国語の方言が上手なのだそうですが、彼女が中国で愛されている一つの理由かもしれません。
僕は鹿児島出身ですが、高校にいたきれいな顔した女性のALTの先生が言い放った鹿児島弁全開の「みなさん、本当にありがとうございました。」が耳から離れません。鹿児島弁の罪は重いと思う。まぁでもやっぱり愛らしく感じるもんですよ。
鹿児島弁の威力を体感したい方は↑の動画をお楽しみください。こーむいーん!
僕も積極的に、教わった北部方言は使うようにしてみました。これがウケるウケる!百発百中なんじゃないの?ってくらいウケる!みんな喜んでくれます。今回は標準のタイ語が話せる人はもちろん、タイ語を知らない人でも使いやすい言葉を厳選してまとめてみます。
本当においしい!=ラムテーテー(ลำเเต๊ ๆ )
美味しいがラム(ลำ lam)、本当にがテーテー(เเต๊ๆ tɛ́ɛ tɛ́ɛ)です。これはレストランでもすぐ使えてみんな喜ぶ北部方言の鉄板。標準タイ語のアロイマークと思えばいいみたいですね。僕のCPはおいしいー!と言うとき「ラアアアム!!」と言っています。
すみません=コースマータ(ขอสูมาเต้อะ)
標準タイ語のコートー(ขอโทษ khɔ̌ɔ thôot)に当たる表現。うちの職場の人は良くゲップした後にスマータって言ってます。ちょっと道を開けてほしかったり、腕がぶつかったりしたときなんかに言うと場がなごむ感じがしますね。
遊びに行く=パイエアオ(ไปเเอ่ว)
標準タイ語のパイティアオ(ไปเที่ยว pay thîaw)に当たる表現ですね。これは使いやすいというよりは、なぜかみんな真っ先に教えようとしてくる方言です。職場の人にも警備員さんにも、他にも誰かから教えられた気がします。
最近僕はパイティアオよりパイエアオが先に口をついて出てくるようになってしまったので、他の県に行くときは気をつけようと思いました。
北タイに遊びに来たよ!ってことでマーエアオ+地名で使ってみると良いかもしれませんね。マーエアオチェンラーイ!
パイナップル好きに送る北タイフレーズ
僕はパイナップルが大好きです。チェンライはパイナップルが有名。天国ですね。チェンライのパイナップルは小さくてとっても甘い!うまい!そして安い!
=マックマッカナッมักมะขนัด(mak makanát)
パイナップルが好きはチョープサッパロッ(ชอบ สับปะรด chɔ̂ɔp sàpparót)ですが、北タイ語だとマックマッカナッ。もう全く違いますね。
マック(มัก mak)が「好き」だそう。マ(มะ ma)っていうのがこっちではフルーツを表すようで、パパイヤもมะก้วยเต้ด(マクウェテmakwêté)と言います。フルーツ系は僕が言うと若い子たちは特に笑っています。まぁ僕も外国人がニガウリのことをニガゴリって言ってたらクスッと笑っちゃいますね。
いかがでしょうか?今回は使いやすいものをまとめてみましたが、また需要があれば北タイ語講座第二弾をやりたいと思います。おわり。