感染症・エイズ対策隊員が真っ先にデング熱になって幻覚を見ていた話

感染症・エイズ対策隊員が真っ先にデング熱になって幻覚を見ていた話

どもです。Facebookには書きましたが、なんとなんとデング熱になって入院してました。笑 いや、笑 じゃないんすけどね。でも笑うしかないしもう元気なのでマイペンライでございます。

熱発初日

5月熱発は最後の金曜日。この日は久しぶりに5時半に起きました。急に早く起きたりするから体がついて行ってないのかな、夜型人間が急に変なことするもんじゃねぇな。でも30分くらいすれば目も覚めるだろう。と思ってぼーっとしていました。ところが一時間たっても一向に元気が出ない。だるさが抜けない。

あと30分寝てみようかな、と思いベッドに寝そべる前に体温を計ってみたら38.5℃。あれまぁ!

37度代くらいなら行っても良いけど38.5はインフルかもしれないなぁと思い、職場に今日は休んでもいい?と電話しました。休んでいいよ。薬はある?と気遣ってくれて、タイレノールがあるからそれを飲むと言い、飲んで寝ました。

そっから夕方まで爆睡、というかなんか幻覚を見ていました。見ているというより感じている?身体がフィギュアのパーツのように分かれていって、その一つ一つのバランスが取れなくなっていく、というような謎の感覚。痛くはない。

ただ体の節々も痛いし熱も40度になったし「こりゃインフルなっちゃったか」とかなんとか思いながら動くこともできず、頑張って飲み水だけ確保して日曜日の夜まで眠りこけていました。

デング熱発覚

月曜日病院(普段働いている場所)に連れて行ってもらうと、一目見て「え、デング熱じゃない?」と言われました。デング熱になると発疹が出るんですね。僕は自分で気が付いていませんでした。

そして血液検査をしたらやっぱりデング熱でした。思わず笑っちゃったよ。え?まじで?っつって。

デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉 痛や皮膚の発疹などが主な症状です。

デング熱に関するQ&Aより引用

どこの蚊にやられたんだ。

でその日はオフィスにCPと一緒に泊まりました。申し訳ねぇ。

入院 チェンライ

そして次の日。デング出血熱デングショック症候群の可能性も無きにしも非ず、入院した方が良い!となり入院。チェンライのオーバーブルック病院に入院しました。熱は39度台をうろうろ。

夜にはスタッフが付き添ってくれました。この辺あんまり記憶がないのですが、ありがたい。

僕がJICA事務所に連絡するのをすっかり忘れていて、CPから連絡を受けたJICA事務所から連絡が。バンコクで入院してほしいとのことで、JICAの方が迎えに来てくれて、1泊2日チェンライで入院した後にバンコクまで行って入院しました。

バンコクのバムルンラード病院というめちゃくちゃおハイソな病院です。

入院 バンコク

1月の研修の際に見学に来ていて、その時に健康管理員さんが「まぁJOCVはよっぽどなことがないとここには入院しないから~」と言っていました。JOCVはもう一か所見学したバンコク病院に入院するのだそうです。

見学も結構長かったこともあって僕は研修後のアンケートに「入院の可能性が低い病院を今このタイミングで見学するのは意味があるのか?」的なことを書きました(確か、あんまり覚えてない)。実際見ても入院する頃には忘れてるだろっていう気持ちもあって。そんでそんなこと書いたやつが入院する羽目になるんだからね、恥ずかしいったらないよ!健康管理員さんにも当然突っ込まれました。穴があったら入りたい。

入院中、何が面倒だったかってトイレに行くたびにナースコールをしなきゃいけなかったこと。しかも水をたくさん飲む用に言われているためトイレに行く回数が多いのです。点滴のプラグを引っこ抜かないといけないのと、尿の量の確認(器みたいなのに用を足してた)があるからだと思うのですが、一回夜中に呼ぶのが嫌になって自分でコード引っこ抜いたら「ビー!ビー!」と音が鳴りだしたのでビビッて結局呼びました。さーせん。

僕は注射などの針を刺される行為が死ぬほど嫌いなのですが、採血だの点滴だので毎日毎日ぶすぶす針を刺されていたのでちょっとだけ慣れました。もう嫌だけど。

バムルンラードは食事も日本食・洋食・ハラールなどから選ぶことができます。すげぇ。と言っても食欲がないので全然楽しめてはいないです。ただ、日本食が久しぶりに食べられたのは嬉しかったですね。おいしかった…。

身体が赤ーくなってきてリンゴみたいになりました。このリンゴみたいって比喩、大げさじゃなくてほんとに赤くなります。そして痒い!!まじで痒い。一晩は痒すぎて寝付けませんでした。

退院

2泊3日で退院。この時点で熱発してから1週間が経過していることになります。

やっと自由の身だぜー!と思いましたが、いかんせん手持ち現金が限られているのとまだ食欲がほとんどないのとで、久しぶりのバンコクで食事を楽しむ!なんてわけにもいかず。

去年もこの時期感染性腸炎になってます感染しまくりですね。去年が感染元年だったんだなーとか思いました。

実録感染性腸炎日記

検査一回目

水曜日の検査の後にチェンライに帰れる、ということでわーい!と思いながら検査に行きました。食欲もだいぶ戻ったし、もう帰っていいはず!

お医者さん曰く

「うーん、肝臓の数値が悪すぎますねぇ。普通は45くらいが基準のところ、今600以上あるんですよー

なんだと。

「帰ってもまだ仕事はしない方が良いですねぇ。ていうか、まだ返せないなぁ…。」

なにぃぃぃぃ!!!!

「ダラダラしてください。寝っ転がって、おいしいもの食べて、寝て。一日中、背中が痛くなるくらい」

そしてJICAの健康管理員さんに電話して、結局もう一週間たってから再検査してその結果次第でまた帰るかどうか決まることに。そんなぁ…。

この土日にタイ語検定があったため、ハウスには隊員が結構来ていてにぎやかだったのは嬉しかったです。同期とも会っていろんな話が聞けたのは楽しかったですね。同じ国の協力隊と言えどやっぱり仕事は全く違う。

1人の日にはお医者さんの言いつけを守るべくずーーーーっとダラダラしてました。本を読むか、パワプロのアプリでゲームするか、寝るか。たまに飯。

翌週の検査は無事にパス。600あった数値も100近くまで低下しました。「若いから回復速いですねぇ!けっこうちゃんとダラダラしていたんですね!」そりゃそういわれたから!笑 にしてもダラダラしていたことをこんなに褒められたのは生まれて初めてです

帰宅

先週の金曜日にはチェンライに戻って来ることができました。ドンムアン空港にクリスピークリームドーナツが入っているので、おみやげに買っていきました。

空港はなんだかんだでワクワクする場所です。

スタッフが空港にお迎えに来てくれて、「みんなが会いたがってるからまずオフィスに寄ってから家に連れて行くね」といわれ、オフィスに顔を出しました。やせすぎ!と言われました。そりゃね、5キロ落ちてましたから。

みんな喜んでくれたこと、そして自分自身もチェンライに戻って来れてホッとしたことで、4か月たってここが自分の帰る場所になっていることを非常に嬉しく思いました

命の格差だとか、ここまで来て三週間も働かないこととか、色々思うところはあったのですが、長くなったので今回はここまで。とにかく帰って来ることができて良かった!