6月後半の活動まとめ;LINEスタンプ、ポスター、外国人クラブ

どもです。今年も半分終わっちゃいました。でもまだ半分もあるってことですね。デング熱でバンコクで療養し、チェンライに帰り着いてから2週間。まだ2週間しかたってないんかい、と思うくらい濃い2週間でした。

薬のパッキング

ボランティア女性グループとの月一回の患者訪問には参加できず、翌週の配布薬準備には参加。女性グループのおばちゃんたちに「会いたかったのよ~!」と言われ、お話しながらパッキングしました。

アメリカからのMPH(公衆衛生修士)学生

そしてその日の午後、アメリカからMPHの学生、テッサちゃんが来ました。学生と言っても社会人をしながらなので年齢は僕の2つくらい上だったと思います。とっても穏やかで優しい女性です。日系のアメリカ人な上に、同伴していた彼女のお母さんは日系ではないアメリカ人ですが、日本の大学に留学していたそうで日本語ペラペラでした。

CI(Contact Investigation;接触者健診)の研究をしているそうで、僕もあまり詳しく知らなかったので勉強しました。

要は結核になった患者さんの感染経路はどこにあるのか?の調査ということ。結核になった患者さんもどこかで結核菌を得て結核になっていると考えられるので、学校や職場で調査が必要になるんですね。そして患者さんと接触した人が既に結核になっていることも考えられます。

ここには外国人は僕しかいないので、ちょっと心強いというか、嬉しい気持ちです。さらに彼女はタイ語は分からないので一部のスタッフとしかコミュニケーションが取れません。スタッフもスタッフで、話したい気持ちもあるしテッサちゃんに興味津々なのですが、英語に抵抗があってなかなか話せない様子。そんなスタッフの一人から「テッサのことはコウが助けてあげてね」と念押しされました。うーん、僕で助けになるのか。

彼女が来たこともあっていろんな場所の見学に同行。普段タイ語ばっかりでわからないところも、英語で再度説明してもらえてより理解できたので、僕にとってもいい機会でした。

Jさんが来た

日本で働く財団のプレジデント、Jさんがやってきました。それもあってここ最近は日タイ英語が混ざるカオス状態でした。Jさんも財団スタッフも研究の締め切りに追われてめちゃくちゃ忙しかったようで、今回は僕は1対1ではそんなに話していません。

LINEスタンプを作る企画

財団の認知度UP&ファンドレイジング(資金集め)を兼ねて財団のLINEスタンプを作る企画をはじめました。これは2月の来たばかりの頃、いや、赴任前にバンコクでLINE大好きなタイ人の国民性にマッチするのでは?考えていました。そして来てすぐ提案して「いいね!」といってもらえたため実施することに。

基本的に女性ボランティアをモデルにする予定。そして北タイ語を使う。

過去記事:【チェンライ・チェンマイ】すぐに使える!北部タイで愛されるための北タイ語講座

ネタも。ただCP(カウンターパート;50代女性)に見せたら「もうちょっと若く描いて」と言われました。えええ意味ないじゃん。笑

ただここにも大きな問題が出てきます。JさんはLINEスタンプの作成には賛成しているものの、ファンドレイジングよりスティグマを減らすことに重きを置いてほしいとのこと

スティグマ…他者や社会集団によって個人に押し付けられた負の表象・烙印。いわばネガティブな意味のレッテル。

そして僕としてはえええええスタンプだけでそれはハードル高すぎるじゃろー!!ってのが本音。僕のスタンプの位置づけは

・老若男女問わず多くの人がLINEを頻繁に使うタイにおいて、財団スタッフ、そして女性ボランティア(81歳でLINEもFacebookもやる)が自分たちの活動を気軽に友人や家族に周知するためのきっかけ。

・若い世代が「結核っていう感染症があるらしい」ということに気付き、最低限の知識をつけるきっかけ。

というあくまでもはじめの一歩のためのトリガーとして考えているんですね。

一応この案は伝えた上で(Jさんはめちゃめちゃ忙しかったので他の企画も含めメールで。今月詳細話し合う予定)、その先の一歩としてスティグマを減らす案を提示しました。

ポスター作り

「スティグマを減らすこと」を課題に出されてううううどうしようと頭を悩ませた挙句

「スティグマがあると何が問題なの?」というのがすぐに分かるような、結核のスティグマ問題を可視化したポスターを作りたいと考えました。

ポスターにしたのはずばりタイ人があまり字を読むのが好きじゃないというCP情報から。笑 だから字を良く読まなくても絵を見てなんとなく問題点が分かるポスターを作ろう、と僕の中で企画。

そこで、結核のスティグマによる悪循環を理解してもらおうと考えました。それと同時にスティグマがなかったら社会がどのように変わるか?までイメージしてほしかったので、その悪循環を好循環を比較したものを考え中。

とりあえずJさんそのイメージだけでも伝わるようバーッと描いてみました。

急いでいたため英語。ちょいちょいスペルミスがあるのはさーせん。僕の英語力です。Jさんに「Google翻訳みたい」と言われた僕のクソ英語です。英語もちゃんと勉強します…。

最終的にはタイ語にしますが、英語版も作れば他の国の隊員にも使ってもらえるのでは?と考えています。

近くのテクニカルカレッジでの交流会

これもまた長くなるので別で書こうと思いますが、6月29日木曜日に近くにあるテクニカルカレッジの外国人交流クラブのゲスト外国人としてお呼ばれされちゃいました。

あまり準備時間もなかったのとざっくりな説明だったのとで、あまり準備できなかったのですが、とりあえず楽しんでもらえました。

新聞折り畳みジャンケン。

こんな感じでもりだくさんの2週間でした。すんごい疲れたような気もするのですが(病み上がりだからってのもある)、今はポスターとLINEスタンプという目標ができてやりがいもあります。これもひとえに優しい二人のCPが褒めてくれるからなんですけどね!2人がいないと僕はダメになってただろうなって思います。

今夜は財団のスタッフの同い年男子とサッカー観戦です!2017年下半期も少しずつ気張っていきましょい!

 

 

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