どもです。もう10月ですよ10月。今年も残り100日を切ったというわけですな。日曜日が月のはじめというのは何かを始めるにはもってこいだと僕は勝手に思っています。
そんな感じで9月の活動まとめ。正直あんまり進展のない月でした。
LINEスタンプの完成
やっと完成し、申請が終わりました。ただ、10月1日現在未だに審査待ちなんですよ。僕が一回スタンプの訂正と販売地域の修正をしたのですが、それでも10日以上は経っていると思います。
かかかか悲しい
地域の修正をしたのは、全世界販売だと時間がかかりそうだったから。日本+規制が厳しいインドネシアを除いたタイ周辺の東南アジア諸国に絞ったんですね。いっそタイと日本だけにしても良かったんですけどね。
調べて分かりましたが、やはり海外向けスタンプは時間がかかるようです。ドイツ語スタンプを作って問い合わせをした人のブログを見つけました。
言語については、日本語以外の言語の場合の確認には時間がかかる旨が記載されているように取れました。
しかもこれタイの北部方言だしな…。いったいいつ申請がおりるやら…。
ボードメンバーミーティングで活動発表
9月10日に配属先財団のボードメンバーミーティングがありました。常勤スタッフではない、偉い人たちも含めた話し合いですね。僕はそこで5分で自己紹介、今までの活動、今後の活動の話をするように言われたのでパワポ作っていきました。5分って短いよ!!
まぁなんかなー、微妙な反応でしたよね。うまく言えないけど、全体的に。
ありがたいことにJさんが食いついてくれたのが、「学生との患者訪問のようなコラボはかなりいい活動だと思うから、外部団体との患者訪問や共同作業を積極的にしたい」ってところ。
ということでまた外国人交流クラブの先生に連絡を取ってみました。返事が来たので来週か再来週に会って話をする予定です。
日系の山岳民族向け教育関連NGOの訪問
そんなわけで外部との交流を増やすべくいろんなところに足を延ばしてみることにしました。
あとはチットの息子の件で結核・エイズ患者の孤児と教育や、山岳民族の生活についてもっと知りたいと思い、チェンライ市内にあるさくらプロジェクトというNGOを訪問しました。以前たまたま同僚と一緒に行ったことがあったのですが、代表の三輪さんにはこの日初めてお会いできました。
山岳民族も含めてタイは日本と比べて血縁関係はかなり大事にするようなので、よほどのことがない限りは親戚の誰かが面倒を見てくれるのだそうです。
資料館も見学。アカ族のおうち。こんな家確かにあったなぁ。
勉強になった1日でした。今後結核に関しての啓発や、アンケートなどにご協力をいただけるとのことで、とてもありがたいです。
アンケート作成
でそのアンケートって何ぞやってことで。
結核に関して偏見やスティグマが強いことはこの7か月でよく分かったんですね。あとは、どの点に偏見を持っていて、何を恐れているのか。これを知りたいと思いました。
ということでアンケートをすることを提案したのですが、CPからの返事は
「10年くらい前にやった」
とのこと。え、10年は前過ぎない?
CP「たぶんあんまり状況は変わってない」
僕「みんなが結核の何に偏見を持っていて、どんな勘違いがあるのかを知りたい」
CP「冊子とアンケート読んで」
タイ語やんけ。いいけど。
ここ1,2ヶ月くらいで結核や体の不調に関する単語は結構覚えたので、CPに見せてもらったタイ語の結核クイズ(これアンケートなのか?)もいちいち調べなくてもだいぶわかるようになりました。小さな成長をかみしめないとやってらんないのでちょっと自慢してみました。
CPとの話し合い
そしてCPとの話し合いがそのまま白熱。
分かったこと
・昔は結核に関する意識調査もやっていた(10年くらい前)
・啓発活動も5年前くらいまでやっていたが、JATA(日本結核研究所)からの支援がなくなってからは続かなくなった。
・万人に啓発をするのがもちろんベスト。しかし効果が見えづらいので、ハイリスクグループに絞った啓発をした方が良いだろう。
・山岳民族に対しての啓発はやはり言語の壁がある。ハイリスクグループは高齢者なので、若者のようにはタイ語が分からないというケースが多く、啓発も難しい。
問題点をまとめると
・啓発活動の継続性がない(資金面・モチベーション)
・万人に啓発をすると効果が見えづらい
・言語
つまり解決には
・資金、モチベーションがなくても継続しやすい啓発活動の考案。あるいは資金調達とモチベーションアップ
・ターゲットを絞った啓発。或いは啓発の効果の可視化
・言語が多少わからなくても伝わる啓発活動の考案。或いは山岳民族の若者を取り込んだ啓発活動の実施
…たいへんだこりゃ。
行き詰ってきたので
今月はLINEスタンプづくりも終わってさぁ次何しようって時に、何を提案しても「うーーーん」って反応をされていたので、心が折れそうでした。それはもうポッキーのように。
そんな時は初めのところに戻りましょうってことで、要請内容を見直しました。書くのがめんどくさくなってきたので写真でどうぞ。
今月はほかの隊員と話をする機会が多かったので、いろんな人にアドバイスをもらえました。それが救いだったかなぁ。
あと活動写真撮ってもらえたのは本当にありがたかったです。普段病院で写真なんか撮らないですしね。
スクリーニングも慣れてきたでぇぇぇ
ご覧の通り毛が伸びまくりでしたが今日切ってきました。もうどんな結果になっても最近は動じなくなりました。ご察しください。でもスッキリしたな!
そんなこんなで停滞気味の9月でしたが、また新たな気持ちでやっていきましょ。
おわり