どもです。なぜか最近1番人気になりつつあるこちらの記事からも早1年半
協力隊生活中ももちろんノートは手放せません。
今回は4年間ほぼ毎日ノートをつけ続けて実感したノートの効能についてまとめてみました。
ノート=頭の外付けHDD
まず僕がたどり着いた結論は、頭(脳)にとってノートを書くとという行為はパソコンに外付けHDDをつけてデータをバックアップするような行為だということです。
外付けのHDDを使うのは何の為でしょうか?
おそらく大切なデータのバックアップをするため、そしてパソコン自体の容量が重くなって動作が鈍くなってしまうのを防ぐためだと思います。
ノートも同じです。僕はノートをつけ始めてから少しずつ物覚えが良くなり、思考力が上がりました。
(前に比べてね。笑)
行動をコントロールする
集中力を保つ
何かを覚えておかなければという気持ちはモヤモヤとなり、思考を鈍らせてしまいます。人は1日に5~6万個のことを考えるといいます。あ、そういえば牛乳なかったなとか、昨日見た映画は面白かったなとか、家賃を払っておかなきゃとか。そのほとんどが些末なことです。
他の作業をしていてもちらちらとそういうことが頭に浮かび、時には目の前の作業さえも中断させてしまいます。
そんなときには思いついたことをササっと簡単にメモだけして、いったん頭の中から追い出します。ノートの端に書いても良いでしょうし、付箋に書くのも良いでしょう。
メモをしないと「今思い出したことを忘れてしまうかも」という気持ちが焦りを読んでまた思考がウロウロしてしまいます。また、時間もメモしておくことで自分が何時頃、どのタイミングで余計なことを考えてしまいやすいのか把握することもできます。
見通しを立てる
そして行動に見通しが立っていないと不安な気持ちになったりします。
だから大体の計画を立てる。今の暮らしは日本での暮らしよりも時間にズレが生じることは多いので、全てが計画通りとは行かずとも、大体ここで遅延が生じる、などの見通しは立てやすくなります。
僕はこれが非常に苦手でしたが、人並みに計画的な行動は取れるようになりつつあります。
2週間くらい先までの計画はかなり細かく立てておいて良いでしょう。
自頭を鍛える
思考力と記憶力が付く
こちらでも紹介していますが、僕のノートはレコーディングダイエットなどで有名な岡田斗司夫さんのスマートノートを参考にして、自分なりにアレンジしたものです。今知りましたが今はUnlimitedで読めるんですね。
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ノートの右側を埋めるために自分の頭の中の考えを絞り出していくと、少しずつ思考力がついていくようになります。初めは何も思いつかなくても、練習しているといろんなことが書けるようになります。
また、頭からモヤモヤを追い出しているので記憶力も上がります。さっきも書いたように、容量が増えすぎて動きが鈍くなったパソコンからデータをHDDに移して軽くするのが頭の中のことをノートに書くことに当たるので、余裕ができているんですよね。
そもそも書くという行為自体がデータを圧縮することに近いです。
何かを「覚えた」というのは、頭から記憶を引き出す際の負担が減り、容易に引き出せるようになった状態と言えます。それを手助けしてくれるんですね。圧縮済みのデータなら本体に入っていても負担になりません。
また、試験対策などで意識的に何かを記憶したい!という場合にはメンタリストのDaiGoさんのノート術がおススメ。3ワードノート術というもので僕もたまに使っています。こちらの記事に良くまとまっていました。
記憶のために書くか、記録のために書くかでもまた変わってきますね。
人間関係への影響
物覚えが良くなったり思考力が上がったというのは、実感というよりは周囲からの評価の変化です。
よくそんなことまで覚えてるねとか、物事をよく考えてえるねという評価、さらにはあなたと話すと色んな発見があって面白い、と相手に好感を持ってもらえることが増えました。
相手のことを良く覚えているというのは人間関係を円滑にしますし、仕事のことを覚えていると作業を円滑にします。誕生日とか覚えてもらってるとやっぱりうれしいよね。
そしてこれはプラスαですが、記憶力が良いと仕事ができる人っぽく思われます。笑
何かに優れているとていると他の事柄についても高い能力を有しているように感じる効果をハロー(後光)効果といいますが、まさにそんな感じですね。
継続のためには?
毎日書いてるだなんてすごいと言われることもありますが、まずそんなにすごくはありません。笑
今は楽しくて書いているだけなので、継続のために努力をしているという感覚はないです。書くのが当たり前になっているんですね。
継続のコツをあげるなら
初めは少なくていい
自分が興味を持ったことは何でも書いておく
夜寝る前に机の上にノートを開いてペンも一緒に置いて寝る
書き忘れたことが記憶から消えて思い出せなくて悔しいという経験を何度もする(今もします笑)
こんなところですかね。
岡田さんの本にも書いてあるのでそちらも参考にされると良いかと思います。
この記事用のノートの中身
ちなみに今回の記事を書くにあたってのノートがこちら
書かなかった情報もいろいろあることが分かるかと思います。あとは小さく描いているイラストが今回のアイキャッチ画像の元になっていますね。
具体的なノートの使い方はこちらがおススメ
今回はノートの効能について書いてみました。ノートバカが増えることを願っています。
おわり。