【2018年3月4日更新】
どもです。僕は感染症・エイズ対策隊員としてタイに派遣されています。そんな職種にもかかわらず、昨年デング熱になって入院しました。
デング熱の予防法は蚊に刺されないことなんですが、蚊に刺されやすい人からしてみれば「そんなのムリ!」と思ってしまうのではないでしょうか。
今回は僕が色々試してたどり着いた方法をご紹介します。
蚊に刺されやすい人の特徴
その後も相変わらず僕は蚊に刺されまくっていました。職場にいても刺されるのは僕ばかり。
てか今回は死ななかったから笑い話になっているのですが、死んでたらえらいこっちゃですよね。次またデング熱になったら死ぬ可能性が少し高くなるんだぜ…。
死にたくない。海外で死ぬと「遺体」になるので僕の体は貨物として日本に帰っていたのでしょう。…生きて帰りたい。
デング熱になった後に調整員さんに「足をちゃんと洗ってないと刺される」と言われました。「おめぇ足洗ってねぇだろ!」と暗に言われたような気がして「洗ってるよ!」と思ったんですが(冗談ですよ)、ちょうどそのすぐ後にこの動画をたまたま見つけました。
良いお兄さんだね pic.twitter.com/A3NNdBHHF4
— チャーリーZ (@secretstar_org) 2017年7月7日
何という兄妹愛
この動画でも言われているのと、僕があとでググった情報によると「足の裏の菌(常在菌)に多様性がある人ほど蚊に刺されやすい」ということらしいんですね。そして臭いのと菌が多様であることとはまた別の話のようです。
「多様性って言葉を使っときゃいい」みたいな昨今のセクシャルマイノリティ事情と僕の中では被ってしまったんですが、足の裏の菌の多様性にまで寛容になっていてはまた入院する羽目になるので、とりあえず殺菌しましょう。
アルコールが効くらしい
アルコール消毒が一番効くということで、アルコールを探して見ました。
あった!
青ッ!これなんだろうってたまに見かけて思いつつスルーしていたのですが、エチルアルコールだったんですねぇ。これで足を洗ってみることにしました。
確かに石鹸だけで洗っていたころよりは刺されなくなったような気がします。これなかなかいいんじゃないか?
たどり着いた最も効果的な方法
ただこれは完全にさらさらな液体だったので、洗うのがちょっと難しかったんです。僕の家には桶がないですしね。そこで僕がたどり着いたのがこれ!
アルコールハンドジェル
タイではコンビニで売っています。これも青いね。
これだとやっぱり消毒しやすい。ジェル状なのでしゃばしゃばと流れてしまうこともありません。
僕はコレきっかけでこのジェルを使い始めたのですが、普通に手にも使えますし、部屋を掃除する時にふきんに垂らすという使い方もできるので、とても便利です。最近常にかばんに入ってる。
日本でどんなのが売ってるかなって見てみたんですが、僕はこのタイのパッケージのが一番好きですねー。買って帰ろう。しかもお安いですしね。42グラム入りで29バーツ(約100円)
日本だとこういうのがスタンダートっぽい。
手ピカジェル お出かけホルダー付(ピンク) 60mL [指定医薬部外品]
売り上げランキング: 784
アルコール消毒をすることに意味があるようなので、僕は試していないですが、アルコール入りのウェットティッシュなんかで足を拭くのもいいかも。
どうしても蚊に刺されてしまう方、是非お試しください。足裏の多様性を撲滅させましょう。
おわり。
(3月4日追記)
この方法を提案したところ、乾燥するんじゃないか?というご意見を頂きましたが、僕は特にどうともならなかったです。気になる方は保湿もセットで!