どもです。以前性別適合手術についてまとめた記事を書いてから3か月ほど経ちました。
そして2018年2月7日にとうとう、公的医療保険を適用することが確定したようです。
厚生労働省は七日、心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の人への性別適合手術について、手術の安全性を重視し、一定の基準を満たす医療機関に限り、公的医療保険を適用することを決めた。四月から保険適用が始まる。
―性別適合手術に保険適用 3施設で4月から 東京新聞より引用
ただし、タイトルにもある通り日本のどこで受けても適用されるわけではなく、一定の基準を満たした施設で施行される手術に対して蚤のようです。
本日、中央社会保険医療協議会が開催。性別適合手術について、性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインに基づき、一定の基準を満たす施設において施行される場合に限って、保険適用とする、と答申。告示は3月5日予定。尚、私は3月のGID(性同一性障害)学会で、保険適用について特別報告します。 pic.twitter.com/1Y13Q36kvD
— 谷合正明 (@masaaki_taniai) 2018年2月7日
胸オペでそのままぽっくり死んじゃったみたいなニュースは5,6年前に話題になりましたし、一定の基準を満たしているところみたいですね。
保険適用となるのは、専門知識や経験があるGID学会の認定医が常勤または非常勤で一人以上いることや手術実績がある医療機関。日本精神神経学会のガイドラインに沿って、形成外科や泌尿器科、産婦人科が協力して治療すること、入院施設を備えていることなども条件となる。
岡山大病院のほか、札幌医科大学病院(札幌市)と山梨大学病院(山梨県中央市)が基準を満たす。
基準を満たしているのは上記の3つの施設のようです。
やはりどこでも良いわけではないようですが、それでも「百万~四百万円の費用のうち、自己負担は最大三割で済むようになる。」ということですから、自己負担額は最大三割でも30万~120万ということになります。こうなってくるとタイに行ってアテンドつけるより国内の方が安いですよね。
以前も書いた通り思うところはいろいろあるんですけれども、当事者としては非常にありがたい話ですね。
引き続きニュースを追っていこうと思います。
おわり。