配属先から中間評価を受けたという話

どもです。今日は活動の話です。

配属先から中間評価を受けました。僕も配属先の中間評価をして、配属先も僕の中間評価をしたんですね。

中間評価の結果

まぁ覚悟はしてましたけど、散々な結果よ。

「なにをやっているのか分からない」

「ほとんど話さずに帰る日もある」

「何のためにここに来たか考えるべき」

はい。笑
まだまとめが届いていないのでプレジデントがざっと教えてくれた内容ですが、こんな感じなわけですよ。先週いたから細かい部分はちょっと忘れちゃった。

何もしてないわけじゃないけど…

日頃のコミュニケーション不足も感じました。仕事の面でもだけど、それ以外の面で。僕は日本でも職場の人と仕事外の話でガンガンコミュニケーションを取るようなタイプではないので、そこは心がけないといけないですね。

中間評価を見ながらプレジデントとも話しました。僕は「この一年間でボランティアとしてこの財団にどんな貢献しましたか」という質問に対して、前言われたとおりに「何の貢献もしていません」と回答ました。ところがプレジデントは「そんなことはない。学生のところに行ったり、スタンプ作ったり、寄稿したりしたじゃない」とも言われました。

 

もう、正直、謎。はげそう。笑

つまるところ、「何もしていないとは思ってないけど、僕がやったことが配属先に貢献したとは言えない」っていうところなんでしょうかね…なんかもうわかんねぇや。

こんなことは言いたくないけど、何かを改善するよりも、配属先のニーズに沿って向こうの思い通りに動くのが評価をもらうには一番手っ取り早い気がしてきたんですよね。

活動をあきらめたというわけではありませんが、言葉はめちゃくちゃ悪いけど、2年目に当たってはもう少しずる賢くというか、媚を売るというか、そういう方向で動いた方が配属先のためにも、僕の精神衛生のためにも良いのかなと思ってきました。

 

正直に言えば、配属先の言い分に文句がないわけではありません。言うことがころころ変わったり、後になって僕のせいにしたり、腹が立つことを言われたり。しかし僕はボランティアなので、そこまで求めちゃいけないのかな、というか…。うーん。まぁ僕のせいなんよな、きっと。自分で蒔いた種と言われればそれまでよ。甘えよ。

9割は僕が悪いと思っています。努力不足ですよ。

そして中間評価をしてもらってよかったとも思いました。ここから改善することができますからね。帰る直前にこんなこと言われたら気が狂うわ。笑

 

評価にこだわる理由

任国外の隊員が遊びに来てくれて色々話したのですが、あまりその評価にこだわらなくてもいいのでは?と言われました。それには一理あります。というのもその評価自体一部の人の評価だからです。その中にはあまり普段僕が活動する様子を見ていない人もいます。逆によく昼休みや休憩中に話したり遊んだりする人の評価は入っていません。

ただ僕はボランティアとして税金を使って来ている以上は、結果はもちろん「ボランティアが来た」ということに対して肯定的な印象を残す義務があると思っています。それこそが草の根レベルの活動の意義だからです。

だから最終的に任期が終わって、それでも評価が低い時のためにそれはとっておきたいんですよね。今は悔しがって怒りを感じて、それをバネに活動に取り組んだ方が良いと思う。その方が後の自分のためにもなると思っています。あくまで僕の性格的には。

ただ任国外から活動を身に来てくれた同期に言われてホッとしたのは「やっぱりタイは中進国で発展してるから、他の途上国みたいに教えたり指導したりできることが少なくはなりそう」ということ。それは僕もそうなんじゃないかと思っていました。

僕がここに来る前は協力隊って、「手をちゃんと洗おう」とか「きちんと整理整頓しよう」とか、そういうことを指導するイメージだったのですが、タイってそういうレベルの話じゃないですからね。無力感は感じやすいのかも…(という言い訳)。

 

自分は自分を否定しない

と、さんざん愚痴を書きましたが最後くらい爽やかに前向きに終わりたいのですよ。

前回の記事で山口真由さんの得意分野の見つけ方について紹介しました。

 

 

結局上の記事で引用したcakesの記事が面白かったのでその本も買って読んだのですが、その本にこんなことが書いてありました。

自分だけは、努力した自分自身を否定してはいけない。

―山口 真由. 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。 (扶桑社BOOKS新書) (Kindle Location 1583). 株式会社 扶桑社. Kindle Edition. より引用

もちろんまだ足りてないんだと思います。でも僕はこの一文を部屋で読んでいて、涙が出てきました。努力したけど結果にならなかった、周りは分かってくれなかった、でも配属先のために頭を悩ませ、考えながら働いてきたのも事実です。そういう自分ごと否定してはいけないなーと思ったのでした。

似たようなことが反応しない練習にも書いてありましたね。すっかり忘れちゃってた。

スキマスイッチのアフロじゃない方、大橋卓弥も歌っていました。「うまくいかなくて悔しくて涙がこぼれ落ちたら また一つ前に進めたっていう証」と。Oh yeah.

 

この歌すごく好き。「向き合うのは評価ではなく、言い訳ばかりの弱虫」だって。サーセンwww

一歩ずつまた、目の前にあるできることをやっていきましょう。

おわり。

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