結核ポスターコンテストは無事終了。人の心の中に種を蒔く活動

結核ポスターコンテストは無事終了。人の心の中に種を蒔く活動

どもです。今日も活動報告記事です。

3月24日は世界結核デーでした。この日のために11月からずっと準備をしてきたので、思い入れは深い活動でした。結果から言うと、100点満点もう完璧!とまでは決して言えないけど、思った以上に成果がありました。

まぁこの感覚も自己満足なんでしょうけども、僕の自己満回想に少々お付き合いください。笑

ここに至るまでの流れ

10月の決意…なんとなくポスターコンテストをやったら面白いかなー位のことは考えていたが自分の中でボツにしていた。ホームステイ先で「ポスターコンテストは自分で考えてみたけどボツにした」と言う話をして、面白そうだからやってみなよ、と言われたのでやってみることにした。

11月の挫折LINEスタンプ販売中止騒動。それなりにへこむ。でも切り替えてPMAC準備、複十字誌原稿に取り組む。以前も研修に来た、ある大学の熱帯医学研究会から「今年もまた3月にチェンライに行くので一緒に何か活動をしたい」と言われる。これはチャンスなのでは?調整員さんにも相談しながら、真剣に企画書を作り始める。

これとは別に、チェンライ技術高等専門学校(CTC)でエイズの啓発活動を行う。

12月の見切り発車…CTCのノイ先生に相談。3月は長期休み機関だから別の日程が良いと言われるが、日本人の学生はこの日にしか来れないから何とか開催できないか?と食い下がって推してみる。

すると、まだやるかもわからないくらいの企画の段階なのに「みなさん!おやすみの間にポスターコンテストをしますよ!日本人も来ますよ!たぶんおみやげも持ってきますよ!(←!?)」と大々的に宣伝を始めるノイ先生。

もはややらざるを得ない状態に。タイ人怖い。でもこのくらいの勢いがなきゃ事は動かないのかも…。

 

1月の疲労…何をやってもダメ出しの状況、PMAC準備、複十字原稿に追い詰められてヒーヒー状態。もう何もかも投げ出してぇ…。と思っていたらノイ先生はポスターコンテストに向けて学生に下絵を描かせていた!これは頑張らなくちゃ!とちょっと元気が出る。下絵をくれた全員にコメントをつけて返却。

2月の不安…ノイ先生は学年末で大忙し、更に体調不良

CP2人に思い切って色々と相談する。啓発授業も一緒にやったらきっと成果が上がるだろう+僕も彼らがどんなふうに啓発授業をするのか見たい!と思い、「この日に誰か結核の授業をやってください!」とお願いする。授業の成果を確認するために、プレテストとポストテストを行うことにする。

そしてCPも参加してくれることになった。

3月の気合

開催2週間くらい前から急にハイスピード準備。このタイ人感。笑

賞状をデザインしました。

先生はめちゃめちゃ気に入ってくれたようで、更にスイッチが入っていた。タイではやっぱりいかに見た目をキレイにするかが大事なんだなーと実感。

そして受賞者以外でも絵を描いてくれた子、当日参加してくれた子全員に少しでも喜んでもらえるように、参加賞の賞状もあげることにした。先生もこれには喜んでくれた。

「是非!日本語のサインを書いて!!!」とのことで、サインしまくり。

作業の日はしょっちゅう、「今日は頑張らなくちゃね!そのためにご飯を食べましょう!」からはじまるノイ先生。…タイ人ってこういう感じなんだね。やっぱり僕の配属先、なんかちょっと違うよね。となんとなく安心する。

そして開会の挨拶をさせてもらうことにした。ノイ先生が僕が作った拙い原稿をちゃんとした挨拶のタイ語に直してくれた。

周りに頼って、お願いしていくって本当に大事なんだなって改めて思った。

前回も書いた「これからも一緒にいろんな活動をしましょうね」と言葉が本当に嬉しかった。

 

本番当日

熱帯医学研究会の学生さんをお迎えに行ってCTCへ

軽食やらボードやら、色々用意してくれていたノイ先生。本当に頭が上がりません。

ていうかなにかとKOSHIROとKOKOが入り乱れてるけどもう気にしないことにします

CPの啓発授業も「はい、くしゃみが出るときどんなふうにしますか~」なんて言って学生を前に出させて…さすが上手な授業だなぁ!と思った。そして司会も上手だわ。本当に助かった…CPに来てもらってよかったです!

正しいおさえ方を教えてもらって、即間違える右から2番目の子が好き。

表彰された子たちも、熱帯医学研究会の皆さんが用意してくれた副賞の文房具等を受け取って嬉しそうでした。

ノイ先生自身が実は一番賞状を楽しみにしていたのかも。笑

熱帯医学研究会の学生さんが「花は咲く」と「世界に一つだけの花」歌ってくれたのも盛り上がりました。

コンテストと言う形で競争させておいてなんですが、世界に一つだけの花はある意味今回のポスターコンテストのコンセプトをあっていたように思います。だからこそ全員に賞状を作りましたしね。歌の意味を説明するとノイ先生はとても喜んでくれました。

 

 

人の心の中に種を蒔く

このポスターコンテストがCTCの学生さん、先生方にどんな印象を残したかは本当に正確にはわかりません。この活動に意味があったのかも。

数値として出せる成果と言えば人数と、プレテストとポストテストの結果の差異くらいかもしれません。今後活動の記録としてJICAや配属先に報告することも、そういった類のことだと思います。

僕は配属先が期待するような、すぐに芽が出るような活動はできていないので、それは反省すべき点なんだと思います。

僕がやったのは、芽が出るかどうかわからないような場所に種を蒔いてみたような活動です。

水、光、肥沃な土壌…いろんなものがそろわないと種は芽を出してくれません。大雨が降れば種は芽を出す前にどこかに流れて行くかもしれないし、ずっと目を出すことなく地中に埋まったままかもしれません。

だけどこの先、

毎年3月24日に今日が世界結核デーだと思い出したり

10年経ってふとこの日のことを思い出してくれたり

結核の患者さんと出会った時に力となってくれたり

そういう芽が出ることを願ってやまない訳です。

 

すぐに出た芽もありました。ノイ先生が協力をお願いして参加してくれた別の先生が、表彰式が終わった後に声をかけてくれました。

 

「今日はこの活動をやってくれて本当にありがとう。もし今度またこんな活動をするときには絶対呼んでね!協力するから!もっともっと活動しましょう。」

 

活動をやってよかったなと思いました。諦めたり、投げ出したりしなくてよかったな、とも。

配属先やプレジデントに数字や成果を具体的に示せないのは悔しいけど、CTCの学生と先生、CP、熱帯医学研究会の皆さん、多くの人の協力で作り上げた活動が、人の心を動かしたことが嬉しかったです。

この芽を枯らさずに咲かせられるように、ここからがまたスタートです。

 

何やってるんだろうって、思うことも正直あります。こんなの患者さんの生活の足しにはならないし、ただの自己満足じゃないか、と思うことも。

でも、何があってるか、間違ってるかは分からないけど、少なくとも僕自身がやってよかったと思えたことと、先生に喜んでもらえたことだけは事実です。決して慢心してはいけないけど、過剰に卑屈になってもいけないんでしょうね。

ここ最近色々とすることがあって、ゆっくり達成感を感じることもできなかったのですが、これを書きながらまた次に向けて頑張ろうと思えました。

 

花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう

この歌詞がぐるぐると頭の中を回っています。

 

いつにもましてダラダラしたまとまりのない文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

おわり。