一番届いてほしい人にブログが届いてた

  • 2018.04.05
  • FTM
一番届いてほしい人にブログが届いてた

どもです。

先日とても嬉しいコメントを頂いたので、今回はただただその喜びに浸る記事です。笑

優しく強くなれ

僕はブログでトランスジェンダーやら性同一性障害やらのことを書いています。
その根底にあるのは、世の中に代わってほしいというよりは、当事者自身に気の持ちようを変えてほしいという思いです。

世の中が暮らしやすくなったらそれは嬉しいし本当に助かるんだけど、個人的には性同一性障害の当事者にもっと強くなってほしいんですよね。甘えるな、とまでは言わないんだけどさ。

 

つらいこと、悲しいことはたくさんあるし別に逃げたっていいんです。でもどうあがいたって変えることができない一定の現実を自分の中で咀嚼し、受け入れ、そこに折り合いをつけ、生きていく。そういったしなやかな強さを持つ当事者が増えることも大事だと思っています。そうやって生きてる人は皆楽しそうなんだよね。

頑張らなくていい、そう言ってくれる優しい人がたくさんいる世の中だからこそ、僕はもう少しだけ頑張れと言いたい。クソ大きなお世話だと思うけど、それが少しでも多くの人に届けばいいと思う。特に自分が一番つらかった高校生くらいの年齢の子に。

その時期の僕は自分の人生を半分他人事のように思っていました。やりたいことはあったけど、それは誰かのためであり、自分が臨む方向以外に進むことになろうとそれを受け止める覚悟もしていた。どうでも良かったんですよね。

でも二十歳を過ぎてから今までの僕は、自分の意思で自分の人生を生きている感覚が確かにあります。当時の僕からしたら本当に信じられないことです。

届いてほしい人に届いていた

この記事はそういうことを思って書いた記事。初めてコメントを頂きました!

 

この記事、実は割と人気なんです。昨日でこの記事が投稿されてからちょうど丸2年たった今も、そこそこのアクセス数があります。ただ、直接この記事にコメントを頂いたのはこの前が初めてだったんですよね。

 

この記事を書いてくださってありがとうございます。
糸を少しずつ解くかのように分かりやすかったです。
辛くてどうしていいのかわからなくなったとき、この記事によく戻ってきます。
もう何度も読みました。そして、もう少し頑張ろうという勇気をいつもいただいています。
FTMで悩んでいるより多くの人に、この記事を知ってもらいたいです。

…いやまじでこっちがありがとうございますですからねコレ。僕もこのコメントを何度も何度も読んだ。「高校生」さんというハンドルネームだったので現役高校生の方なんだと思います。

カミングアウトしてる人ってなんだかんだでまだまだ少ないと思うんですよね。聴いた話によると全体の5%くらいなんだとか。

 

僕は前も書いたようにカミングアウトして良かったことばっかりなんですが、やっぱり嫌な目に遭うことはあって、してない人から見るとそのたまに遭う「嫌な目」が怖くて仕方ないことだと思うんですよね。

JICAに対して公表したことや、テレビや新聞の取材に応じたことを後悔することが正直未だにあります。公表して身を削ることがどんなことなのか、よく分かってなかったなと反省することも。

ブログもたまーに読み返して「あーマジで偉そうなこと言ってんなぁ…大丈夫かよコイツ」と思うこともあるし。色々と。

でもブログを読んでメッセージを頂いたり、OV(OB/OGのこと)も含めた協力隊員の当事者に励まされたり、新聞を授業の教材で使って頂いてることを耳にしたり、こうやってコメントを頂いたりすると、間違ってなかったかもなって思える。まぁそんなんの繰り返しなわけですよ。

頑張って!

「前例がないなら、前例になったらいい」

前例と呼ばれるにはあまりにもお粗末ですが、なんとかかんとかこの言葉を励みにやってきて、それで増えたつながりもあって嬉しいですね。

 

何よりコメントをくださった高校生さんのような方に、記事が届いていたことが本当に嬉しい。

自分と向き合うのは面倒くさいし、苦しいこともある。それはセクシャルマイノリティでなくてもそうです。それでもその先楽しく生きていくために、じっくりと、自分がどうしていくのか考えてほしいです。

おわり。

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