実用タイ語検定受験日記―2018年度春 3級・準2級

どもです。その昔タイ語検定3級を受けようとこのブログでも言っていたのですが、今回の2018年春ではじめて受けました。やっとだよね。

受けたのは3級と準2級。6月10日、日曜日に終わって解放感でいっぱいです。
準2級は確実に落ちてるでしょうね。手ごたえが全くないので。3級は受かってると思うんだけどなぁ…でも過去問も自信満々で間違っているものとかあったので、まだ分からないです。

受験して分かったおススメの参考書

目指せ!タイ語の達人 เก่งไทย ไม่ยาก

この参考書、全部は通っていないのですが、これに載っていたのとほぼ完全に同じ文が僕が気が付いた分だけでも2つは出てきました。単語レベルで言えばもっとたくさんだけど。

出てきた例文は

慰めようと思ったがかえって泣かせてしまった。

ตั้งใจจะปลอบ แต่กลับยิ่งทำให้เธอร้องไห้

これは大問①で出題されて、慰めるปลอบ を書いて埋める問題でした。どうしても思い出せなくてかけませんでした。とても悔しい…

これは前にやったぜ!っていう進研ゼミの漫画みたいな展開になったのもいくつかあったので、今後もこの参考書で勉強しようと思いました。中級者向けです。

僕はタイに来てから買いました。タイでは275バーツで売っています。ただAmazonで見たら在庫切れだったうえに「日本だとなかなか手に入らない」「輸入扱いになって高価」とありました。

こちらに書いてありましたが、タイ国内向けの販売みたいですね。中身も少し紹介されていました。

過去問

やっぱり試験と言えば過去問ですよね。TLS出版が出してるやつ。

実用タイ語検定試験 過去問題と解答〈14〉2015年秋季 2016年春季実施分 3級~5級
日本タイ語検定協会
TLS出版社
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準2の作文問題、健康のために階段を使うように心がけているっていう文は過去問で出てきた例文「本で読んで良いと思ったことは実践するように心がけている」が応用できるなと思いました。多分書けてないけど

3級の正しいつづりを選ぶ問題は過去問を研究しまくって、頻出単語はまとめていました。その中から今年も1問出ていましたね。

重い腰を上げてやっと真面目に勉強しだしたのが4月末くらいでした。それまではやる気が出てやったりやらなかったり、他の勉強してたりでしたね。

気になる参考書:タイ語マスターシリーズ

タイ語検定が終わってから改めて色々調べていて気になったのがこの実力アップシリーズ。

(音声サイト付き) タイ語 実力アップ問題集 初~中級220問 タイ語マスターシリーズ
タイ語マスター
NextPublishing Authors Press (2018-04-07)
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これ何が良いって、Kindle Unlimited入ってると分冊版がタダで読めちゃうんですよ。僕はUnlimited最近退会しちゃったのですが、これのためにちょっと入ってみようかなと思ったくらいです。

作ってる方のブログも見つけました。

勉強の仕方

ひたすら単語帳

タイ語検定は語彙力勝負!

英語のように良質な参考書が沢山出版されていれば、別に単語帳を自作する必要はないと思います。僕も最近は、英語に関しては知らなかった単語をメモこそすれど、単語帳を一からは作りません。

ただ中級のタイ語はまだまだ良質な単語の参考書がないのと、生活していて知った単語をサッと書けるというメリットもあるので、僕は単語帳作る派ですね。

カードでもノートに書くのでもいいと思います。僕はどちらかと言えばカード派。

僕がカードを使うのは系列位置効果を利用するためです。単語帳のはじめの単語と終わりの単語だけよく覚えている、ということはありませんか?

これは最初の方のことを覚えやすい初頭効果と、最後の方のことを覚えやすい親近効果の作用です。

これを利用して、どうしても覚えられない単語はカードの束の一番上に持ってきて初頭効果を発動させるということです。もしくは最後に持って来て親近効果を使う。

(この辺の心理学を活用した勉強方法についても近日中にまとめます。)

よく作って満足するから意味ないと言う人がいますが、作って満足せずに使えばいいだけの話です。笑 これができるかできないかが、単語帳に向いてるか向いてないかの分かれ目なのでしょうね。各々の良い方法で覚えましょう。

例文や派生語はまとめて覚える

タイ語に関しては派生語が多いので、似たような単語はまとめて覚えるようにしていましたあとは用例とセットで覚えてしまう事ですね。

ごったいは派生語が調べやすくていいですね。

ごったいにのっていない単語はj-doradicで調べるようにしていました。タイ人が日本語学習でよく使っているサイトです。アプリもあります。

2014年秋の過去問で出てきた เอาการเอางาน(やる気がある、はきはきしている) とかはごったいだとでてきませんでしたね。j-doradicでは出てきました。

適度な息抜き

タイ語検定があるからタイ語に集中しなきゃ!と思って前までやっていた心理学や英語を勉強していませんでした。

勉強をしていてわかったのは、僕はどうあがいても飽きっぽいし集中力がないので、開き直って他の勉強もしていいことにした方が良いということ。

たまに英語の勉強や心理学検定の勉強、読書をしたくなっても我慢していました。でも我慢して結局タイ語もそこそこの集中力でやるよりは、やりたいときに息抜きで英語や心理学の勉強をしても特に問題ないということ。

ただし読書は夢中になって読み始めて時間が過ぎることが多かったので、おさえてました。

カンも大事に

この2か月、やたら「天気予報」という単語が気になって、調べて例文を見ては忘れを3、4回やりました。พยากรณ์อากาศですね。

で今回天気予報では~と言っているが3級の大問1で出てきたんですよね。พยากรณ์อากาศรายงานว่า ってやつ。

天気予報が答えではないものの、天気予報には รายงาน を使うというのは調べるまで知らなかったので、調べててよかったです。謎のカンが当たった。笑

その他

メンタリストDaiGoの超集中力を読み返して、シナモンの香りが集中力を高めることを思い出した僕。

家にあったシナモンスティックを鼻の穴にぶっさして勉強していました。

でもふと我に返って鏡に映った自分の間抜け面みてわらけたのでやめました(家に机がなくて鏡台で勉強してる)。

「…こ、これはひどい」

まとめ

準2級は確実に落ちてますが、受験してよかったと思います。職場のメーバーンにも「タイ語上手になった」って褒めてもらえました。相変わらずカタコトだけどな。

3級だけ受けてたら舐め腐ってまじめに勉強しなかった(そして落ちた)だろうし、かといって準2だけ受けてたら難しすぎてやる気にもならなかったと思うんですね。

自分にとってちょっと難しいという目標が一番モチベーションが上がります。

あとは準2も初めて過去問といた時には「こんなもん受かるわけがない」と思っていましたが、今は「まじめに勉強すれば来年は合格できるだろうな」という感覚になりました。

こんなこと言って3級に落ちてたらマジで穴があったら入らせてほしいし、上からそっと土をかぶせて生き埋めにしてほしいくらいなのですが、生き埋めの刑になった場合にもちゃんとブログで報告したいと思います。

【追記】

予想通り3級は合格、準2は落ちてました。

100点満点中70点で合格の54点なので全然ダメでした...来年帰国してもタイ語熱があれば頑張ろうかな。笑

追記終わり

引き続き勉強していきます。

おわり。

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