どもです。以前黄緑好きに関する記事を書きました。
僕がなぜ異常なほどに黄緑が好きなのか自分で調べてみたのですが、普段勉強している心理学にも色の話はたくさん出てきます。
今回はそうした色彩心理学の話も含め、青色にまつわる雑学をいくつか紹介したいと思います。
成績を上げたいのなら赤ペン先生ではなく青ペン先生がいいかも
青色には時間の経過を遅く感じさせる作用があります。
被験者に赤い部屋と青い部屋のなかに入ってもらい「一時間たったころに出てきてください」と言うと、赤い部屋の被験者は1時間経たないうちにすぐに出てきてしまい、逆に青い部屋の被験者は1時間経っても出てこないのだそうです。
参考:時間を狂わす?色の持つ驚くべき効果 睡眠やスポーツ、若返りにも
赤色は人を興奮させ、不安にさせる作用があります。反対に青色には、気持ちを落ち着かせ、集中力を高める効果があります。そのため机周りには赤いものよりも青いものを置く方が良いと言われています。
それについてはこちらの記事にも書いたことがありますね。
過去記事:【しろくまベンジャミン】文房具にうるさい僕がナイスなペンケースに出会った。
だから私は青ペン先生。
家での自分の頑張りを褒めてくれるのは自分だけや!と思い立ってセルフ青ペン先生してる元塾講師。 pic.twitter.com/L6nH8OPg8P
— こうしろ (@Ksr_5463_) 2018年6月6日
青より赤の勝率が高い理由
同様の理由で実はレスリング等の試合の勝率は青のチームより赤のチームが高いという研究結果があります。
青の方が集中できるんじゃないの?と思うかもしれませんが、青を着ている本人の視界に入るのは、相手チームが着ている赤色です。
そう考えたらスポーツなのにフェアじゃないなぁーなんて思ってしまいますよね。
参考:ヒトはなぜ赤に反応するのか? : 赤色の機能に関する進化心理学的研究
青い経血?
赤が恐怖心を呼び覚ますのは単純に血の色だからという説があります。CMを見ていても例え生理用品のCMであっても血は出てきませんよね。
その代わり、超吸収さらさら快適!をアピールするために使われるのは青い液体です。
フランスの広告業界ではこの青い液体をふざけて「シュトロンフの生理」と呼んでいるのだそうな。
シュトロンフは日本ではスマーフとして知られているキャラクターのことですね。
コイツ

参考文献:色の力 消費行動から性的欲求まで、人を動かす色の使い方
Facebookのカラーが青色なのは?
Facebookはカラーコードは3B5998の青色。
マークザッカーバーグが青色を採用した理由は、彼自身が赤と緑の区別がつかない赤緑色覚異常(現在では色覚多様性とも呼ばれる)だからなのだそうです。
ー色覚障がい者に配慮したWebサイトの作り方 より引用
この画像を見ても分かるように、赤緑色格異常があっても青色であれば通常とほとんど変わらない色で見えますよね。
この先天性色覚異常は日本では男性で約5%、女性で約0.2%の割合ですが、フランスや北欧では男性で約10%、女性で約0.5%であり、アフリカ系の人では2~4%程度なのだそうです。10%ということは10人に1人。かなり多いですよね。
参考:カラーバリアフリー 色使いのガイドライン より引用
まとめ
今回は青色の雑学についてまとめてみました。
色を有効に生活に取り入れることは重要だと思っています。若干のプラシーボ効果もあるのかもしれませんが「青いペンを使っているから集中できるはず!」という思い込みも時には重要ですよね。
この本もなかなか面白かったです。青色以外のこともたくさん書いてあります。
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また他の色のことについてもまとめたいと思います。
おわり。