キットチャンネルの炎上から見る「性を切り売りする」こと、発信すること

キットチャンネルの炎上から見る「性を切り売りする」こと、発信すること

はい、どもです。こーしろーです。

キットチャンネルの記事が二日前くらいからむちゃくちゃ伸びていて何事かと思ったらちょっと炎上しているのね。僕も動画を見てみたけど、うーーーん。これじゃアンチとやっていることは変わらないよね。それとも炎上商法なのか。

過去記事:元女子YoutuberキットチャンネルがなぜFTMに嫌われるのか考えてみた。

そんなこんなで僕が考えたことをつらつら書いてみました。彼らの動画同様、不快な方は見ないでくださいね。

 

どこに引っかかっているのか?

以前この記事を書いたとき、それをtwitterでリツイートしていたキットチャンネルアンチの多くは、エアリプ(彼らは大体エアリプでそういうことを言う。口論にならなくて済むので僕的にはめんどくさくなくてとても良い。)で「元女子を売りにして他人に迷惑をかけた上で金まで儲けているから気に食わない」みたいな感じの反応だったんですね。

なるほど、それは確かに彼らに一理ありです。

金を儲けること自体は…うーんカネもうけは悪いことではないからな。そこに一定の価値を見出す人がいるから金も発生するわけで。日本人は稼ぐことへのアレルギー強いですからね。そこは別にいい。国籍、学歴、職業…その辺をピックアップして文句言うアンチもいるけどそれも違う。

 

あの記事を書いて、エアリプもちらほら頂いた4月からも考えていたんですよ。なぜ僕は彼らに一定の好感を持っているのに、彼らに全面的に共感できないのか。どこに引っかかっているのか。

そして今日この記事を読みながら色々考えて分かったんですね。

気圧鬱で3日間キットチャンネルに恋してた話

炎上を狙っているのかしらと思わせる理由はいくつかある。動画の制作工程には、企画段階というものがある。企画段階で「お酒の力を借りて」という設定をつくったのだとすれば、それ自体にアンチホイホイ感が満載である。そして動画制作に欠かせないのがカメラ撮影後の編集作業である。編集は時間がかかるし集中力がいるので、酔ってちゃできない。それなのに、酔っぱらいの失言をカットせずに、むしろそれを生かして動画を作ってしまうというのはもう…。

もしも、炎上など狙っていない!率直な意見を主張しただけ!…というのなら、おそらく2人は「消費されたくない」のだろう。男性アイドルとして消費されるよりも、クリエイターとして影響を与えたいというような願望が、2人にはあるのだろう。

気圧鬱で3日間キットチャンネルに恋してた話 より引用

この部分にはなるほどと思った。ここが僕の思考のモヤモヤのミソでもあったんですね。

 

これが本当だとして、彼らのコンテンツが元女子や容姿を抜きにして、本当に動画の面白さだけで戦えるレベルのものかと言えばそうでもないのではと思うんですね。

どういうのがウケるのかは細かいところまでは分かりませんよ。少なくとも僕はそういう動画はたまにヒカキンまあたそのを見るぐらいで(彼らも見た目を使ってるけど、動画ってそういうものだからねそもそも。)、あとはもっぱらアスキーの動画や海外の最新ガジェットまとめや最新スマホレビューばかり見ているので、その辺の評価はできない。

そもそも僕は動画なんかほとんど作ったことがないので、偉そうなことを言うつもりはない。

でも発信する側の労力なんてぶっちゃけ関係ないのよ。

僕もブログやってるけど、こういう考察記事よりも、全っ然手間かけてない記事が毎日他の記事より断然読まれてて、「やっぱりニーズに合っているかどうかなんだな」って思うんですよね。悔しい気持ちは分かるよ。笑

 

キットチャンネルへの複雑な気持ち

僕は以前にも書いた通り彼らのことは割と好きだし応援したいと思ってはいる

ただ彼らを「いちクリエイター」という目で見られていないのは、結局のところ彼らが性別を切り売りすることでここまでの人気を得てきた部分が少なからずあるからだ。同い年の、同じ性別、という理由で親近感を持っている。

彼らは元女子であるのを「普通のこと、特別でないこと」として受け入れられる世の中を目指している。

にもかかわらず元女子である特異性を武器にYoutuberをやっている。

それって矛盾してないか?ということ。

更に今回の炎上。「容姿ではなくコンテンツを見てほしい!」という彼らの主張は分からなくはないんです。でも彼らの影響力って少なからず容姿や元女子であることもありきなんですよ。その点で言えばモリタジュンタロウ氏はカミングアウト前からその面白さで勝負してきたホンモノである。だから僕モリタジュンタロウ氏が好きなんだよ!MJ!もっと動画見たいぞ!

 

確かに元女子という材料は一部の発言に説得力を持たせるのには大いに役立つので、僕も使っています。あらゆる問題において、該当する問題の当事者であるかどうかで説得力が変動するというのはお分かりいただけるでしょう。ただ僕はそれで勝負はしないというだけの話ね。

でも、奏太くんが私好みの外貌・仕草・うごき方・喋り方でなければ、たぶん私は動画を2、3本みて、終わらせていたのではないだろうか。もしかしたら日本のLGBTsの新たな情報発信源としてブログに載せていたかもしれない。親指Pとかリリースとかの小説紹介と並べて紹介していたかもしれない。でもそうはならなかった。かなたくんをアイドルとして消費していたのかもしれないということに気づき、そんな自分を嫌悪するから。

というわけで私の恋は冷めたけど、かなしゃすの人間としての魅力は変わらない。

動画という媒体で表現する以上、容姿を見に来る人がいてもおかしくはない。そしてこれは皆言ってるけど、容姿のことについて褒めてくれるファンと、心無い言葉を言うアンチを一緒くたにしてはいけなかった

あと多分だけどね、「これでFTMが全員こういう性格悪いヤツだって思われたらどうする」とか言う埋没FTMの人、いると思うよ。バカだなおい自己イメージぐらい自力でどうにかしろよ、とは思うけど、今やこれだけの影響力(チャンネル登録者数17万人)ですからね。まぁ僕はそもそも性格悪いから関係ないけどね。笑

元女子であることを切り売りするってのは、元女子代表のように見られてしまうことでもあるってのは、分かっておいた方が良いのかもね。

 

おわりに

表現者して、相手に「こういう反応をして!(この場合は「カッコいい」じゃなくて「動画に対するコメントして」)って言うのは、やっちゃいけなかったかな。少なくとも表現方法は良くなかった。生配信のもちょっと聞いたけど、僕とは違うスタンスだなって思いました。

彼らは対等でありたいって言っているから言うけど、「もっと面白い動画が作れるように頑張れよ」っていうことね。色々残念だなって思ったけど、そう思う。

僕ももっと面白いブログが書けるように頑張りますかいね。

おわり。

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