どもです。今日はインナーパーソナリティのお話です。インナーパーソナリティとは自分の内側にいる(と思われる)人格のこと。
前回紹介した「メモの魔力」でも自己分析の話が出てきましたが、分析してみたら面白かったので記事にしてみました。
人の心を読めるようになるには?
今回やってみたインナーパーソナリティのリスト化は、12月30日のメンタリストDaiGoの生放送「DaiGoが毎日やっている心を読むためのトレーニング、公開」で紹介されていて、それを試したものです。
超簡単にまとめると
・悩みがわかるとビジネスに強くなる
・共感力を高めるのに必要なのは、瞑想のトレーニング、対人関係での実践的なトレーニング、読書によるトレーニング
アラフィフ男がアンチエイジングについて考えるブログです。…
平均11人のインナーパーソナリティ
動画及びパレオさんのブログではマックス・プランク研究所の実験が紹介されています。
参加者に自分のパーソナリティーを分析させると、平均11人のパーソナリティを思いついたそうです。
そのうちだいたい44%はネガティブな性質で、56%がポジティブだったんだそうです。
インナーパーソナリティを分類しリスト化するメリットがこちら。
インナーパーソナリティの分類がうまかった人ほど、あとで幸福度が高くなる傾向もみられたようで、なにやら良いことづくめだった模様。なんでこういうメリットが出たかというと、
- 自分のなかのいろんなキャラを理解する
- ひとつの状況に対し、いろんなキャラの視点から観ることが可能になる
- ストレスフルな状況でもさまざまな解釈が可能となる
- ストレスに強くなる!
といったメカニズムが働くようになったかららしい。
良いことがたくさんありそうなのでやってみました。平均である11人を絞り出すのを目標にして挑戦。
僕の中の11人のインナーパーソナリティ
僕がザザッと書いてみたのがこちら。
読みづらいので書き起こしてみましょう。多少加筆修正しています。
1.オタク
1人で部屋に引きこもるのが好き、ゲームやネットだけをしていたい、ガジェットLOVEなヲタ気質人格。
思考は割と楽天的だけど、自分はただの中途半端なヲタだから人の役には立たないと思っているし、努力もあまり好きではない。
2.サイコパス
非常にプライドが高く、サイコパス気質。気に入らないことがあっても「自分のせいではない」とし、屁理屈を言って現実を歪めるのが得意。
平気で嘘を付き、自分の功績は声高に叫ぶ。結果が全てだが努力は苦手。
3.世渡り上手
甘えるのが好き。恋人といられればそれで良い。現実逃避型。
仕事はとりあえずお金さえ貰えればOKと割り切れるところがあり、人の顔色をうかがって立ち振る舞うのも得意。
4.正義感の塊
向上心や努力、探究心を大切にする。絵に描いたような努力家で「世の中を良くする」という使命感が有り、その目標に関係がないものは排除する(ヲタクが頑張って進めたゲームのデータを消すなど)。コトにもモノにも、断捨離が得意。
正義感の塊で曲がったことは許さず、不条理をなくしたいという意志が強い人格で、メンタルが強く自立もしているが、他者への共感能力に欠けている。
5.楽天家
楽しいことが大好き。基本的に人たらしであり、相手が心の底から喜ぶことを仕掛けたいと考える。
面白いは正義だと思っているので、人わ笑わせるのが好き。思いやりが強く、浮かない顔をしている人がいると気になってしまう。
飽きっぽく多動的で、集中力がない。
6.エンパス
読書や芸術鑑賞、散歩が好きで穏やかな人格。
うるさい音に敏感で、一人を好む。エンパシー気質で他者への共感能力が高く、負の感情も受け取りやすい。
一方で集中力は高く、夢中になりやすいタイプで、潔癖。時間にはルーズ。動物が好き。
7.職人
絵を描いたり、モノを作ったりするのが好きな職人気質。
衣や食への関心がなく、作業中はギリギリまでトイレにも行きたくない。
人との交流は苦手で、あまり人の話を聞いておらず、何をしていても作業の続きのことが気になっている。生活力がとても低い。
8.知りたがり
知識欲や知的好奇心が強く、ノートをまとめたり動画を見たりしながらインプットとアウトプットを繰り返すことを好む。
発想が止まらずに頭がパンクしそうになることも多くアイディアマンだが、爆発力がある代わりに疲れやすい。
楽天家にも近く他動的で割と飽きっぽい。読書好きだが本を読み終わるより先にまずは試したくなるので、本を読み終わらない(または読むのが遅い)。
9.旅人
旅が好き。とにかくどこかへ行って、ボーッとしながら物思いに耽りたい。
一人が好きだか人とのコミュニケーションは苦にならない。
空想家気質でイマイチ地に足がつかない。酒が好き。食べることも好き。生産性は気にしない。自由を好む。動物や写真を取ることが好き。
10.熱血漢
思いやりがあって情に厚い。情熱的。年下に慕われる。
あらゆる行動のモチベーションを高く保てる熱いタイプだが、行動があまり論理的ではなく非効率なことが多いので、結果的に努力が実らない。
11.子供
かなりわがまま。気に入らないことがあると、拗ねていじける。
自分でもどうしようもないこと、仕方のないことと分かってはいても、その現実を受け止めるのに時間がかかる。
一方で他人には気に入られやすい。思考すること自体が苦手で、楽な方に流れがち。ブランコが好き。
…と、こんな感じになりました。それぞれにネガティブもポジティブも入ってる感じ。
自分のキャラクターを決めない
どの人格も全く違う人間のように見えますが、僕という一人の人間の中にいる人格です。
多重人格というわけではなくて、そういう気質の自分も自分の中に確かにいて、それらが折り重なって僕という人間を作っている感じ。
そして、他人についても、キャラクターを決めつけずにインナーパーソナリティで考えると、確かに共感力は高まるのだとリストを作りながら思いました。
これだけいろんな人格がいたら小説でも描けそうだよね。笑
大切なのは自分を1つのキャラクターに固定せずに、様々なパーソナリティーの集合体が自分を作っているのを自覚すること。
そしてまた、他人も様々なパーソナリティーの集合体であり、時と場合によって表に色濃く出てくるパーソナリティーは変わるものであると理解をすること。
— こうしろ🇹🇭 โก้ (@Ksr_5463_) 2018年12月31日
まとめ
とりあえず言いたいことは、自分のインナーパーソナリティをリスト化するのはとてもオススメ!ということ。
人がどのような思考プロセスを経て、どんな行動を取るかを予測する力は、どんな立場でも大いに役に立つと思います。
2018年のうちに内省もできたので良かったんじゃないでしょうか?
おわり。