どもです。僕は昨年12月にBlackBerryKeyoneでAndroid端末デビューを果たしました。物理キーボード付きの、超個性派スマホです。
タイ人にも日本人にも、「どこで買ったの?」と聞かれるスマホ。ネット以外で持っている人を見たことはまだありません。
iPhone一辺倒だった僕がAndroidの魅力に取り憑かれ、両方のいいところと悪いところが見えてきました。今回はAndroid派とiPhone派の心理を考えてみました。
没個性的だからといってモテないわけじゃない
以前、僕がまだiPhoneを使っているとき、「iPhoneは没個性的だから使わない。みんな同じじゃん」と言う人に会ったことがあります。確かに、日本にいると、本当にびっくりするくらい、みんなiPhoneです。
昔カレー沢薫さんの「ブス図鑑」の連載を読んでいると、こんな事が書いてありました。
例えば、スーパーに行き、大根が均一的に並んでいるのを見て「なんて没個性的なんだ買うのやめた」とはならず、「せっかくだから俺はこの隅に置いてある、女体の形に見えるエロ大根を買うぜ」ともならないのだ。
結局、人は没個性的だろうと、形がある程度整っているものを選ぶものであり、変に個性的な格好をするより、モテコーデをしている方が選ばれる確率は上がるのだ。
量産型ブスは『小悪魔DOBUSU』を参考にしているわけではない
別に個性派のAndroid端末がブスだと言っているわけじゃない。が、僕はこの記事を思い出しました。
iPhoneを選ぶ人の3分の1くらいは、実際あまりスマホに詳しくないでしょう。この「人は没個性的だろうと、形がある程度整っているものを選ぶものであり、変に個性的な格好をするより、モテコーデをしている方が選ばれる」の通り、「みんなiPhoneだし、なんかかっこいいし、iPhoneでいっか」の心理だと思うんですよね。
その実、やっぱり安定感があります。写真はきれいだし、動きはカクつかないし、使い方に困ってもユーザーが多いため解決策が見つかりやすいのです。
ちなみに僕はエロ大根があったら多分買っちゃう人です。
ケースやアプリの多さではiPhone
ただし、ケースの種類が豊富なのはiPhoneです。そういった意味で個性が出しやすいのはむしろiPhoneかもしれません。
また、iPhoneはアプリも豊富です。僕はiPad miniも使っているのでAndroidのスマホを使っていますが、これを持っていなくてAndroid端末オンリーにはできないかなぁ…。
なんだかんだで便利なアプリやUIが優れたアプリがiPhone専用だったりするんですよね。
コスパがいいスマホは…
はっきり言って、電話してちょっとだけ写真も取ってLINEして、インスタやTwitterを使う、ぐらいの使い方なら別にiPhoneじゃなくて良い。ミドルスペックスマホくらいでも問題ないんです。
僕は今タイに住んでいて、iPhoneを見かけることよりもOppoやHuawei、Sumsungを見かけるほうが圧倒的に多い。
そして、みんな口を揃えて「iPhoneは高いから買わない」と言います。もちろんiPhone派もいますが。
コスパがいいスマホはもっといっぱいあるわけです。
iPhone以外のスマホもかなり進化している
僕がiPhoneを使っていた理由は、初めて4Sを使い始めた頃、他のスマホの技術がiPhoneほど高くないと感じたからです。
スティーブ・ジョブズが亡くなってすぐの冬、僕はiPhone4Sを触っていました。auショップで触ったAndroid端末は動きがものすごくカクついて、iPhoneのレスポンスの滑らかさとは比べ物にならないレベルでした。
やっぱりiPhoneのヌルヌル感を体験するとカクカクスマホは使う気になれず、iPhoneを買ったんですよね。その後5Sを使いました。
ただあれからもう7,8年が経って、iPhone以外のスマホもガンガンに進化しているわけです。
今年話題となったHuawei。低価格かつ最低限の機能を抑えたコスパの良いスマホが多く、Amazonの2018年度の売上げランキングでも上位端末はほぼHuawei。
ていうか1位~6位は全部Huawei P10 liteと P20 liteですからね。笑
ヨーロッパではHuawei P20 Proが欧州スマートフォン協会(EISA)において、最優秀スマートフォン賞を獲得しました。シンプルなデザインにトリプルカメラを備えたハイエンドモデルです。最近Mate 20シリーズが出ましたね。ほしい。
サムスン電子のギャラクシーも入門モデルからハイエンドまで幅広いラインナップを展開。
Galaxy Note 9とかマジでたまらんですよ。ノートバカとしてはめちゃくちゃ欲しいもの。笑
iPhoneがiPhoneのみで勝つ理由
さて、先程「iPhoneは個性がなくてみんな同じ」と言われた僕が当時どのように返したかと言うと、
「iPhoneはiPhoneっていう一種類だけで他のAndroid端末を凌ぐからすごい」
って答えたんですね。iPhone信者のカガミみたいな答えです。でもAndroid端末を使う今でも、その気持はあります。
iPhoneは下手にたくさん種類を出さないからiPhoneでいられるんですよね。最近はXSとかXRでてますが、それでも数は少ないですよね。
『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』という本では、「高級なものは国を超えて広がりやすい」が故に、iPhoneやApple製品は広がっていったという見解があります。
確かに本書にある通り、各国の中所得層を比較すると、食べるものの着る服も住居も千差万別であるにもかかわらず、高所得層は皆同じような物を食べ、同じような服を着て、同じような家で生活をしているのです。これには思わず膝を打ちましたね。まさにそのとおり。
だからシンプルで高級感のあるiPhoneは世界中に広まっていったんですね。
まとめ
思うに、ガジェットオタクでもない限り、1回iPhoneを使い始めたらiPhone一辺倒、iPhoneはみんなが使っているから嫌だというアンチiPhone派も、例えばエクスペリア一辺倒だったりする。
もったいない!と思ってしまうのです。オタクとしては。←今回一番言いたかったこと
あまりにもスマホの話が好きなので、「次のスマホをどれにしようか迷っている人にアドバイスするよ!」っていうお小遣い稼ぎできないかな?と思うほど。
(いるかはわからないけど、途上国開発とデジタルに興味がある方は2016年の世界開発報告を読むと良いかも。
今年はこういう得意分野×国際協力っていうのをテーマにしていきたい)
オタクの話にお付き合いいただきありがとうございました。
ほんとにね、ただダラダラ話したかっただけです。
おわり。