どもです。突然ですが「治験」って皆さんご存知でしょうか?薬を製造したり販売したりする許可を得るために実施される治療を兼ねた試験のことです。
治験に参加すると報酬がもらえます。昔バックパッカーをしているときに、イギリスで治験をしながらバックパッカーをしているという方にあったことがあります。割とそういうコトしているバックパッカーは多かった気がします。
通院または入院をするだけでお金がもらえるので、収入源がないバックパッカーには重宝されていたのだと思います。
さて、そんな治験ですが僕のようにホルモン注射を打っているFTMって、そもそも治験に参加できるのでしょうか?気になって聞いてみました。
参加できる治験とできない治験がある

ホルモン注射を打っているFTM(性別適合手術をしておらず、生殖腺などはそのまま)は治験に参加できるのか、ぺいるーとという治験のサイトにある電話番号に問い合わせて聞いてみました。
結論から言えば、治験によってはFTMでも特に問題ないそうです。
治験の中には健康食品の治験などもあり、参加対象者が男女を問わない治験も多くあるそうです。
また、各治験を申し込んだ後、実際にモニターになれるのかどうかはアンケートで判断されるそうです。そこに注意書きとして自分がホルモン治療中であることを書いておいた上で通った場合には特に問題ないとのこと。



なるほどー。僕は「FTMは体にヘンなもの入れてるわけだし、どうせ断られちゃうんでしょ」と思っていたので朗報でした。
正直なところただ興味本位で調べ始めたのですが、ヘルペスにはめちゃくちゃ困っていたので興味が湧いて登録してしまいました。笑
まじで↓このバナーみたいなヘルペスが出るんですよね…
治験って危なくないの?人体実験じゃないの?

そもそも治験ってものをよくわかっていなかったのですが、治験はボランティアという扱いなのだそうです。
ぺいるーとのサイトにはこのように書いてありました。
人体実験とは
人体実験とは、非倫理的な実験のことを指します。例えば、第二次世界大戦中の強制収容所でおこなわれたナチス・ドイツによる収容者への非人道的な実験などがこれにあたります。
治験とは
人体実験に対して、治験はヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則やその他省令(GCPなど)を遵守しておこなわれており、参加者(被験者)保護のため、大きく分けて下記の4つの原則が定められています。
- 被験者の人権、安全及び福祉に対する配慮
- 自由意思によるインフォームド・コンセント(同意説明)
- 治験審査委員会(IRB)が事前に審査・承認
- 被験者の損失は適切に補償
なるほどなぁ。薬を人で試さないままに販売するわけ無いですしね。
そういう実験がないと薬も進歩していかないということです。
気になる「報酬の扱い」
そして気になる報酬の扱いについて。
治験はボランティアであるため、治験での報酬はアルバイト代や給料・給与とは区別され「負担軽減費」と呼ばれています。
治験の報酬は、ときに1回の治験で10万円を超える金額を受け取れる場合もあります。こうなる税金についても気になります。
まとめ
治験って、正直なところかなり怪しいイメージがありました。
でも新しい薬で自分が困っている病気の治療をしながらお金がもらえて、更にボランティアにもなるのであれば、まさに「3方良し」なのではないでしょうか。
更にFTMである自分は参加できないのだろうなと思い込んでいたのですが、健康食品など、性別を問わず検証しているものであれば参加できることもあると聞いて、ちょっとやってみてもいいかなと思いました。
取り敢えず、僕もヘルペスの治験に通ればいいなぁ…と願っています。
おわり。